2009年7月10日金曜日

クーラーボックスに女性遺体、39歳男に懲役23年求刑

神戸市西区の運送会社倉庫で昨年12月、クーラーボックスに入った女性の遺体が見つかった事件で、殺人、死体遺棄罪に問われた同社元社員田中文也被告(39)の初公判が9日、神戸地裁(佐野哲生裁判長)であり、田中被告は起訴事実を認めた。 //AION WIKI

 論告求刑も行われ、検察側は「強固な殺意に基づく卑劣な犯行」として、懲役23年を求刑した。

 起訴状では、田中被告は昨年11月16日頃、同区内の自宅アパートで、同居していた同社元アルバイト?郡司かおりさん(24)を絞殺。遺体をクーラーボックスに入れ、同12月24日、勤務先の倉庫に遺棄した、としている。

 この日の公判では、被害者参加制度で、郡司さんの父親が直接、田中被告に「どうやって償うのか」などと質問。田中被告は涙ぐみ、「命がある限り大きな十字架を背負って謝り続けたい」と答えた。その後の意見陳述で父親は、「娘と、おなかにいた赤ちゃんの命を奪っており、人の道を逸脱している」などと訴えて、極刑を求めた。

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